トレーニングフォーム完全マニュアル
胸のトレーニング
大胸筋上部
インクラインベンチプレス
インクラインダンベルプレス
スミスマシンインク...
鍛えられる部位
使用する器具
ケーブルマシン
ロープハンドル
基本フォームの解説
基本動作
- ケーブルマシンにロープのアタッチメントを取り付ける。
- 体を若干前傾させ、ロープの下の方を握って構える。
- 体をなるべく動かさないようにし、腕がまっすぐになるまでロープを押し下げる。
- ゆっくりとスタートポジションまで戻す。
ポイントとコツ
肘の位置を動かさない
肘の位置が上下に動いてしまっています。初心者の方に非常に多い間違ったフォームです。肘の位置が動いてしまうと、上腕三頭筋から負荷が逃げてしまい、十分なトレーニング効果が得られません。
肘の位置はできるだけ動かさず、肘から先の前腕の部分のみ動かすように意識しましょう。
体重をかけない
※動画はストレートバーアタッチメントですが、ロープで行う際も注意点は同様です。
これも初心者の方に多い間違ったフォームです。適正な重量設定ができておらず、上腕三頭筋の力ではなく、体重をかけることによってロープを押し下げています。このフォームの方が重量は扱えますが、上腕三頭筋への負荷は軽減してしまいます。
体重はかけず、上腕三頭筋の力だけでロープを押すように意識してください。
骨盤を前傾させない
骨盤を前傾させると体重をかけやすい体勢になってしまい、セットの後半で無意識に体重をかけてロープを下げるフォームになってしまいます。体重をかけて行うと、上腕三頭筋への負荷が低減し、十分なトレーニング効果が得られません。
骨盤をニュートラルにすることで、体重をかけにくい体勢を作ることができます。
手首を外側に返す
フィニッシュポジションで手首を外側に返せてません。このフォームでも上腕三頭筋を鍛えることはできますが、収縮が不十分ですので完璧なフォームとはいえません。
このように手首を外側に返すことにより、上腕三頭筋が最大収縮します。フィニッシュポジションでは必ず手首を外側に返しましょう。